スピッツの曲をやるためにTeisco以外のまともなセミアコを買おう、と思ってヤフオクで落札したベース。いろいろ問題ありまくりで結局間に合わなかったけど。

ヘッドはいたって普通。しかしペグに問題が。

片側だけトルク調整用のネジが無くなっていました。それでペグが外側にずれてギヤの部分に変な傷が入っていました。使用上はまあそれほど問題がないのかもしれません。

でも新しいのに交換しました。HipShotのHB1です。元のペグよりちょこっと軽いです。

韓国産とはいえGibson系なのでやはりセットネックでしょう。

ピックアップはハムバッカー。

カバーを取ってみました。2列に並んだコイルの下にもう一つコイルが見えます。こいつがスイッチの機能にかかわっているらしいです。

問題点その2はピックガード

ネジがなくなっていて、こんな風に金具で押さえてありました。

ネジを買ってきて取り付けて解決。

最後にして最大の問題だったのはブリッジ。

壊れていました。見た目はカッコいいんだけど、3本のネジに引っ掛けておくだけというブリッジの構造も一体どうなの？と思います。

ということでブリッジを交換しました。交換したのはGibson / Epiphoneの3点止めブリッジに対応したリプレイスメントブリッジ、HipShotの「SuperTone Bass Bridge」です。HipShotのサイトで発注したら、「品切れだけどチョイキズのならあるよ。$90でどう?」ってメールが来たのでチョイキズのやつを買いました。たしかにキズはあったけど、すごく細かいので全然気になりません。

問題はアーチトップのRivoliにうまく付けられるか、でした。とりあえず何も考えずにつけてしまったのがこれ。

当然と言えば当然ですが傾いてしまいました。仕方が無いのでブリッジの取り付け部分のネジにワッシャーをかましてみました。

いい感じに真っ直ぐになりました。でもかなりボディから浮いてしまっています。手元に合ったのがちょっと厚めのスプリングワッシャーだったので、もう少し薄めのワッシャーを買ってきたらもっとよくなるんじゃないかと思います。

コントロールは1ヴォリューム1トーン。ブリッジ横のスイッチは低音をブースとさせるんだか、削るんだかのスイッチ。カチカチ押してるとたしかに低音が出たり引っ込んだりします。コイルタップしてシングルにして、PU下のコイルでノイズをキャンセルしてるのかなあ、と思ったんですがよくわかりません。

Teiscoに比べるとかなり普通のベースの音がします。音のポコポコ感ではまったくTeiscoに及びません。及ぶ必要なんてないんですが。

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